ナウド・アドバイザリーについて
ナウド・アドバイザリーは、日本とシンガポールに拠点を構えるIRコンサルティング会社です。私たちは、「むすんで、ひらく」 をミッションに、クライアント企業と世界の投資家とのコミュニケーションの橋渡しを行い(むすび)、よりよい市場理解を形成し、適正な企業価値評価を勝ち取ることで、クライアント企業の世界における新たな可能性を開花させていきます。市場とのコミュニケーションについては、国際金融市場における深く確かな知見をもとに、決算時のIR活動や調達、財務イベント等において、世界の投資家や格付会社との対話に役立つ助言やサポートを行います。また、特に足元で注目されている経営の効率性に関しては、株式・債券調査経験等も活かし、クライアント企業の経営効率の向上およびPBR等の各種経営指標の改善を図る経営・財務戦略の立案アドバイスを行います。さらに、コミュニケーションの前提となる市場レポートや各種リスク・競合他社の調査分析・レポート等も含めた重層的なコンサルティング・サービスも提供します。
創業者について
創業者のグレーム・ナウドは、英国中央銀行バンク・オブ・イングランドにて、日本の金融システムの専門家としてのキャリアをスタートさせました。その後、世界を股にかけて30年以上さまざまな企業分析の実績を重ね、近年では格付会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスのシンガポール代表兼日本取締役として、日本を含むアジア諸国の金融機関の格付責任者を務めました。
また、大手投資銀行モルガン・スタンレー証券(現モルガン・スタンレーMUFG証券)、CLSAにおけるセルサイド株式アナリストや、UBS証券、ムーディーズ、S&Pグローバルでのクレジットアナリストとしてのキャリアから、本源的な企業価値や市場での評価とそれらのミスマッチの理由と背景に関する確かな見識と洞察力、説明力を有しています。
さらに、国際決済銀行(BIS: Bank for International Settlement)では、世界の金融機関のリスク分析の専門家としてキャリアを積み、信用リスク、規制リスク、オペレーショナルリスク、コーポレートガバナンスについての、唯一無二の知識と分析力を備えるとともに、金融市場のみならず、国際的な公的機関・金融当局など様々な立場からの複合的な視点・洞察力を獲得しました。
特に精通する国は、日本、韓国、モンゴル、ベトナムなど。エマージング・フロンティア市場も含めたアジア太平洋地域全域を対象としてきました。
グレーム・ナウドは企業の財務データだけでなく、時に数値に現れないその国や地域の特徴や動向を踏まえ、複雑な事象をわかりやすく世界の投資家に伝えることに長けています。それは数十年に渡るワールドワイドな経験を通して獲得した、社会や文化慣習、ビジネス環境への深い理解に加え、日本語に代表される特徴的なコミュニケーション言語に対する確かな知識があるからだと自負しています。